じと〜…
 嫌そうな目。銀時は半眼である。
「…なに、ソレ」
「都都逸ですよ。銀時の姿見てたら思い出しました」
「イミわかんない。センスない」
「まーまー、そんなコト言わないの、作者さんが可哀想でしょ」
「しょーよーが作ったんじゃねぇの?」
「違いますよ」
「センスないから、しょーよーが作ったのかと思った。じゃあ何か作ってみて。今」
「…えーと…」
「早く」
「……………銀時がー しるこを飲んでる おいしそう
「ソレ、都都逸じゃねぇじゃん、俳句じゃん。五・七・五じゃなくて、七・七・七・五だろ、都都逸って」
「ぬぅ、どうして銀時はこういうどうでもいいコトは知ってるんでしょう…生意気な…」
「フン、生意気結構馬鹿でも上等こちとら痛くも痒くも無い
「…クッ…お見事」

熱いしるこに口とがらせて 吹けばそこだけ ちと凹む